レクチャーコンサート <三島由紀夫が聴いたチェンバロ>(八百板 正己)

レクチャーコンサート <三島由紀夫が聴いたチェンバロ>

 

「たとえば私がクラヴサンの音色を、戦争中の演奏会におけるほど美しく聴いたことは、後にも先にもないのである。そのクラヴサンの音色を思い出すと、私には東氏の小説が思い出されてくる。」

(『東文彦作品集』(講談社、昭和46年)に三島由紀夫が寄せた序文より)

 

戦後の日本を代表する小説家の三島由紀夫が、「戦争中にチェンバロの演奏会を聴いた」と書いている事を知ったら、あなたは驚きませんか?

 

ここ数年の研究の進展によって、戦争中に日本各地で活発にチェンバロの演奏活動をおこなったドイツ人女性チェンバロ演奏家がいたことや、演奏された曲目などについて、かなり詳しいことが分かってきました。バッハの作品を筆頭に、現在でさえなかなか演奏されないシャンボニエールの作品なども演奏されたというのですから驚きです。

 

一方で、当時多感な高校生だった三島由紀夫が一緒に同人誌を作って励まし合った先輩「東文彦」との交友関係についても多くのことが分かってきました。三島由紀夫が絶賛した先輩の代表作は「フーガ形式」で書かれています。日本近代文学における「フーガ形式」とはどのようなものでしょうか? 三島由紀夫は音楽のフーガについても理解していたのでしょうか?

 

三島由紀夫とその周辺についての研究をライフワークとする阿部孝子と、チェンバロによるバッハ演奏をライフワークとする八百板正己の二人が、分かりやすいお話と美しい演奏でお届けします。戦争中という非常事態の中にあっても、常に美しいものを追い続けた人々がいたことに、ご一緒に思いを馳せようではありませんか。

 

日時:2017年10月5日(木) 開場17:30、開演18:00、終演21:00

会場:近江楽堂(東京オペラシティ3F)

曲目:バッハ作曲 イタリア協奏曲、平均律クラヴィーア曲集より、ゴルトベルク変奏曲より 他

演奏・監修:八百板 正己(チェンバロ演奏家)

解説:阿部 孝子(日本近代文学研究家)

料金:前売り4,000円、当日4,500円

チケット販売:東京オペラシティチケットセンター(03-5353-9999)

ご予約・お問合せ:025-274-4626(阿部)

主催:チェンバロと文学を考える会

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