「フランソワ・クープランの美」
【日時】5月19日(土)15:00-16:00
【会場】Aホール(2F)
【曲目】
F.Couperin :クラヴサン曲集第1巻第5Ordreより
F.Couperin :クラヴサン曲集第4巻第21Ordre
【演奏者】
有田千代子
桐朋学園高校音楽科ピアノ専攻を経て桐朋学園大学ピアノ専攻、副科でチェンバロを
学び1972年卒業。1973年ベルギーのモンス王立音楽院に入学、1974年に栄誉賞つきプルミエ・プリを得て卒業。1977年には最高栄誉賞つきハイ・ディプロマを授与される。1978年から2015年まで国立音楽大学非常勤講師。1978年「オトテール・アンサンブル」を結成。同年リリースした「フランス・バロックの室内楽」で「芸術祭優秀賞」を受賞。他、J.S.バッハ「バッハとの対話」、ラモ「クラヴサン・コンセール」やJ.S.バッハ「音楽の捧げもの」等をはじめとして数多くのレコーディングに参加。
現在、チェンバロ、フォルテピアノ、だけでなく、ピアノの活動をロマン派や近代、
現代までの作品と同時代の楽器を用いてコンサートやレコーディングを行っている。現職:桐朋学園音大学音楽楽部古楽器専攻特任教授
「J.S.バッハに見る、フランス様式の作品」
【日時】5月19日(土)17:00-18:00
【会場】Bホール(2F)
【曲目】
G.ベーム 組曲、
F.クープラン「田園詩」、
J.S.バッハ パルティータ第4番
【演奏者】石川陽子
武蔵野音楽大学大学院音楽研究科ピアノ専攻修了。東京藝術大学大学院音楽研究科チェンバロ専攻修了。ピアノを石川登志子、上原興隆、前田千絵、松野眞理子、中根伸也、チェンバロを岩淵恵美子、大塚直哉の各氏に師事。よんでん文化振興財団より奨学援助を受ける。ソロ、アンサンブル、通奏低音奏者として活動。「チェンバロのある部屋」主宰、2015年高松市文化奨励賞(新人部門)受賞。古楽アンサンブル Reine メンバー。香川短期大学非常勤講師。四国学院大学メサイア合唱団伴奏者。日本ピアノ教育連盟、全日本ピアノ指導者協会、日本チェンバロ協会会員。e-onkyo にて日本オーディオ協会より「輝くチェンバロ YOKO ISHIKAWA」配信中。
「オルドルに描かれた女性たち」~ダジャンクールとフランソワ・クープランの作品より~
【日時】5月20日(日)14:30-15:30
【会場】Aホール(2F)
【曲目】
François d'Agincour :クラヴサン曲集 第一オルドルより
François Couperin:クラヴサン曲集 第13オルドルより 「フランスのフォリアまたはドミノ」
他
【演奏者】小川園加
岡山県出身。桐朋学園音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。在学中より「古楽実習」の授業を通してチェンバロに興味を抱き、同校古楽器研究科にてチェンバロを学び始める。2007年より渡欧し、ストラスブール音楽院研究課程、バーゼル・スコラカントルム修士課程、フライブルク音楽大学アドバンスト・スタディ過程にてチェンバロを専攻する。2014年末に帰国。岡山に在住し、演奏活動、バロック音楽に関するレクチャーなどを行う。音楽教室「テルツァ・プラティカ」主宰。
チェンバロを有田千代子、アリーン・ジルべライヒ、アンドレア ・マルコン、ロバート・ ヒル各氏に師事。アンドレアス・シュタイアー、ボブ・ファン・アスペレン、クリストフ・ルセ 各氏のマスタークラスを受講。また、とりわけフランスの作品においてフランソワーズ・ランジュレ女史の薫陶を受ける。